商品説明
2020年4月24日 初版
著 者 ラーラ・プレスコット
訳 者 吉沢康子
発行所 東京創元社
四六判 448ページ
商品説明
『あの本は読まれているか』は、冷戦時代のアメリカとソ連を舞台にしたスリリングなスパイ小説です。
物語は、CIAにタイピストとして雇われたロシア移民の娘イリーナが、実はスパイの才能を見込まれて特殊作戦に抜擢されるところから始まります。その作戦とは、共産圏で禁書となっているボリス・パステルナークの小説『ドクトル・ジバゴ』をソ連国民に秘密裏に届けること。イリーナと彼女の指導役サリーは、文学の力でソ連の言論統制に挑むのです。
この小説は、スパイ活動の緊張感とともに、愛と裏切り、勇気と犠牲の物語でもあります。冷戦下の厳しい現実の中で、女性たちがどのようにして自分の信念を貫き、世界を変えようとするのかが描かれています。
コンディション
きれいな状態です。
※こちらの商品は、古本になります。
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